8月12日(土)ごご5時からの
『ドラえもん』は
「空ぶりは巻きもどして」
「走れ!流しそうめん」
のび太がホームラン!そのワケは…?
「空ぶりは巻(ま)きもどして」
野球の試合で、満塁(まんるい)のチャンスにまさかのホームランを打つのび太。さらに、相手チームが打ったボールをみごとにキャッチし、みんなから絶賛(ぜっさん)され、得意(とくい)顔になるのび太だったが、実はドラえもんにたのみこんで、現実(げんじつ)に起こることをビデオのように操作(そうさ)することができる『現実ビデオ化機』を出してもらったのだった。
そのため、実際(じっさい)には何百回も空ぶりをくりかえしていたのだが、そのたびに現実ビデオ化機を巻きもどして、ようやくホームランを打てたというからくりだった…。
試合後、活やくしたことをしずかにほめられたのび太は、ふたたび現実ビデオ化機を使って、何度もしずかにほめてもらい、大満足で家へと帰る。そして、ドラえもんから現実ビデオ化機を返してほしいと言われたのび太は、あることを思いつき…!?
(「空ぶりは巻きもどして」てんとう虫コミックス第35巻より)
ジェットコースターよりも、新幹線よりも早い!?
「走れ!流しそうめん」
パパが会社の景品でもらった流しそうめんセットが野比家にとどき、大よろこびするのび太。さっそく、しずかをさそって流しそうめんを楽しもうとはり切るが、スネ夫に骨川(ほねかわ)家の庭に設置(せっち)されたゴージャスな流しそうめんセットをじまんされ、すっかり落ちこんでしまう。
そんなのび太をかわいそうに思ったドラえもんは、ジェットコースターのように宙(ちゅう)をくねってそうめんが流れてくる『スーパー流しそうめん』を取り出す。二人はしずかにもこの流しそうめんを味わわせてあげようとするが、流したはずのそうめんが流れてこないというハプニングが起きて…!?