10/25(土)ごご5時からの
『ドラえもん』は
「ハロウィンパーティーは迷宮で」
「のび太になるシール!?」
ハッピーたぬきの脱出ゲーム♪
「ハロウィンパーティーは迷宮(めいきゅう)で」
スネ夫の家でハロウィンパーティーを楽しむのび太たち。ところが、とちゅうであきてしまったジャイアンが、もっと楽しいことをしたいと言い出し、のび太もドラえもんに何とかならない?と言い出す。
それを聞いたドラえもんは『タイム電話』を取り出すと、どこかに電話をかける。すると、ドラえもんの頭上にあなが開き、小包のようなものが落ちてきた。ドラえもんが未来のゲームを注文したのだ。
ドラえもんはみんなにゲームの説明をしようとするが、スネ夫がドラえもんから包みをうばって開けてしまう。中から出てきたのは、『迷宮脱出(だっしゅつ)ゲーム』のハロウィン版(ばん)。それを見たのび太たちは大よろこびで、ドラえもんの話も聞かずに、ゲームを始めてしまった!
ゲームの中にすいこまれていくのび太たちをあわてて追いかけるドラえもん。ゲームの中は古いお城のような場所になっており、ドラえもんたちはそれぞれハロウィンらしい服装に変身していた。そして、迷宮の案内人だというハッピーたぬきのハロウィーンちゃんというキャラクターが出てくる。
ゲームを攻略(こうりゃく)すれば、ハロウィーンちゃんの巨大(きょだい)ぬいぐるみと特大ケーキがもらえると聞き、意気ごむみんなだったが…!?
「代用シール」でのび太の代わりをみつけちゃえ!
「のび太になるシール!?」
スネ夫にかりたマンガをなくしてしまったのび太は、スネ夫とジャイアンから早く返せと言われ、大弱り…。そんなのび太を見かねたドラえもんは『代用シール』を取り出すと、ペンで「スネ夫のマンガ」”と書きこみ、古い電話帳にはる。
その電話帳をおそるおそる返したところ、スネ夫もジャイアンも納得(なっとく)して帰っていったため、おどろくのび太。この代用シールは、近くに必要なものがないとき、シールにその名前を書いて何かにはると、はられたものが代用品になってくれるのだという。
味をしめたのび太は、チラシをテストの答案用紙にしたり、パパの革(かわ)ぐつをママのサンダルにしたりと、いろいろなモノに代用シールをはって、その場その場をしのいでいく。さらには、ドラえもんを三輪車にしたり、ポストにしたりとやりたい放題で…。
一方、ジャイアンはのび太からわたされた、本当は電話帳であるマンガがおもしろくないことに気づいて…!?
(「代用シール」てんとう虫コミックスプラス1巻より)